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西久保八幡貝塚

種別都指定 史跡
所在区市町村港区
指定年月日昭和62年2月24日
所有者宗教法人 八幡神社
解説文 港区虎ノ門飯倉交差点の北側にあたる台地の先端に西久保八幡神社があります。この社殿の裏手斜面に貝塚が形成されており、都心部に良好な状態で残る貝塚と言えます。
本貝塚が知られたのは昭和のはじめ頃に遡りますが、正式調査を経ぬまま今日にいたっていました。昭和57年度の都心部遺跡調査団による分布調査で存在が確認され、調査が行われました。
 台地の縁辺から斜面にかけて、縄文時代後期前葉から後葉にかけての混土貝層が2枚発見されました。また、貝層上には縄文時代晩期の遺物包含層、貝層下には縄文時代前期の遺物包含層が確認されています。調査範囲が狭いにもかかわらず、貝層からは縄文時代後期中葉の完形の精製浅鉢土器や精製深鉢土器、粗製深鉢土器が数個体出土しており、E・S・モースが発掘した品川区大井の国指定史跡大森貝塚出土品(重要文化財)との比較資料として重要です。貝層の断面を剥ぎ取った標本と出土遺物が港区立郷土資料館に展示されています。
 地形の改変が著しい都心部において、神社の境内であったことから旧地形が保たれ、貝塚が営まれた立地の典型をよく示しています。
所在地港区虎ノ門5-10-14 八幡神社内
アクセス東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車徒歩約5分
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都指定史跡 西久保八幡貝塚

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